2014年4月29日火曜日

平成26年度 事業家チャレンジ道場のご紹介(おすすめ)

今回は、私が昨年度経験した東京都中小企業振興公社城南支社主催(今年度より多摩支社でも開催されます)「事業家チャレンジ道場」が募集されています。と言う案内です。

特徴ははっきり言って、中小企業が下請け続けることなく、今まで培ってきた「自社の技術」を応用して「自社製品開発」を8名の師範の方々知恵と公社の手厚いフォローアップにより年間費用7万円という僅かな資金で製品化の心得、技法、実際のものづくりに至る新しい事業化の検討から開発まで手取り足取りサポートして頂ける事業です。

当社は昨年度本事業の「売れる製品開発道場」を習得終了し、今年から「事業化実践道場」に進んでいます。
「事業化実践道場」では、昨年自社商品として検討した事業化希望商品をさらにブラッシュアップし「新製品」を「新規事業」に育てるをテーマに全5回の連続講座とビジネスコンダクターと公社と参加企業が一体となって推進する事業と聞いています。

是非、多くの中小企業の皆様に本事業に参加され、新たなイノベーションの第一歩を選択されることを希望します。

参考までに、パンフレットの一部を添付しました。

応募期間は平成26年5月16日(金)までです。

まずは、城南支社、多摩支社いずれか近い支社に問い合わせされれば如何でしょうか。


2014年2月17日月曜日

当社のアナログセンサーの優位点

ここ3~40年間、電子デバイスの開発により多くのメリットを生活者は恩恵を受けてきました。
もちろん、私も同様です。

しかし、これから求められる地球環境にやさしく、エコな製品を要求される時代では当社のようなアナログデバイスも見直されていくものと感じています。

そこで、もう一度アナログセンサーデバイスについて考えてみたいと思います。

1.アナログデバイスと電子デバイスのメリット・デメリット

 一般論ですので、私どもではこのように判断しています。

そこで、当社が目指したのはアナログデバイスでも、サイズの小さい製品が出来ないかという事です。

2.従来型のアナログデバイスとは

イメージにあるように、鋼球ボールの重みを利用したものが主流でした。代表的応用製品には「感震器センサ」でしょう。
しかし、こんなに大きいと“軽薄短小”が叫ばれている世の中でまず使用不可能です。

3.当社の構造イメージ
当社のセンサで最大の導電球が3mmです。製品全体のサイズはφ9mmx5.6mmであります。
この構造は傾斜センサのイメージですが、20年ほど前であればこの程度の大きさで十分受け入れて頂けていました。
しかし、更なる小型化の要求と安価品です。これは市場からの声でした。
そこで、導電球を2mmにして、製品サイズをφ5.3mmx5.5mmで製品化に取り組みました。

4.従来使用したボールと当社が使用した導電球の違い

視覚的に使用したボールの差を見て頂きかったのですが、残念ながら困難でした。
しかし、この違いを求めたことにより製品の品揃えが増え、お客様からのご要望にお応えすることが可能になりました。
おそらく、当社のような多様性を持ったアナログデバイスは珍しいと言えるでしょう。

今後、多くの企業様からお声を掛けて頂けるよう、頑張って開発を進めていきたいと思います。

最後までお付き合いいただきまして、有難うございました。



2014年2月11日火曜日

上・下方向検出のご要望


今日は最近の上・下を電子デバイス(加速度センサ)で検出するのでなく、当社のアナログデバイスで検出することで、一次電池で長期間検出できる機能のご要望が増えて参りました。

そこで、当社のセンサデバイスを利用したケースでエンドユーザー様からご依頼を受けたケースについてお伝えしたいと思います。

上・下を検出と言っても次の3つに分類されるようです。
①水平を上下の境界とする考え方。
②上の一部分のみを境界とする考え方。
③上・下の一部分を境界とする考え方。
以上の三つのうち③については当社センサを考えた場合、センサを2個使用する必要があります。


皆様も新たな用途開発の際、一度検討されては如何でしょうか。

当社の傾斜・振動センサは小型サイズ(φ5.3x5.5mm)ながら、「電源ON/OFFの自動化」を提供いたしますが、更に多くの機能を新たに作り出すことも可能にします。
皆様からのお問い合わせをお待ち申し上げております