2013年3月17日日曜日

成果事例集のご紹介

いよいよ2012年度東京都主催デザインイノベーション成果事例集の冊子が出来上がりました。

平成18年度からスタートした産学公連携事業も6年を経過し、2012年度は7大学8プロジェクトを実施し、各プロジェクトが成果事例集としてまとまりました。

デザインの大きなテーマとして、
1.環境に配慮した商品デザイン開発
2.人に優しい商品デザイン開発
3.基盤技術を活かした新商品デザイン開発
以上の3つのテーマで開発されました。

冊子表/裏

当社関連

ジーデバイスは首都大学東京様から当社が持つコア技術(傾斜・振動検出センサ)を応用し、弱者から守る(お年寄りや子ども)仕組み、危険からの減災(バイクの転倒や災害時の非常用具)システムを提案して頂きました。
いずれの内容も新しい着眼点からの発想であり、今後ものづくりに関わる者として大変大きな力になると確信致します。

当社がこのプロジェクトに参加した経験を踏まえ、更に飛躍できるよう今後もガツガツと前に進んで行きたいと強く感じました。

最後に、東京都、東京都中小企業振興公社関係部署並びに首都大学東京の本プロジェクトご参加の皆様に改めて御礼を申し上げます。

有難うございました。

2013年3月10日日曜日

ジーデバイスのアナログセンサ入出力方法について

 当社のアナログデバイスでは電子デバイスと比較し、回路設計が容易いとか、複雑な回路設計が要らないという表現を使います。それは、開発や設計現場の第一線で仕事をされている方々が学生時代も含めてアナログデバイスとの接点が無く、どのようにに回路に取込んで良いか解らない方が多いのため、お伝えしています。

アナログセンサデバイスと疎遠になった原因の一つには、電子デバイスが安価で手に入りやくす応用が効きやすいからではないかと思います。例に例えると子供の頃に電子ゲームで育った人と、メンコや野球盤ゲームのようなアナログゲームで育った人との違いではないでしょうか。

でも、子どもと遊ぶ時にはアナログゲームも時として、親子のふれあいとしてはとっても新鮮な時があります。
是非、お試しください。
話が横にそれましたが、学生時代麻雀にはまっていた時代の方にはアナログセンサデバイスへの愛着と言うか解りませんが残っているように思います。

そこで、当社のアナログセンサデバイスの入出力方法について以下にまとめました。

検出方法:電圧出力変化です。
当社のセンサは主にチャタリング出力です。
当社製品型式:振動センサ(MN530-02S)を例にしますと、ノーマーロークローズですので静止時(不動作時)3Vの電圧が常にあるのですが、動いたり、傾いたりするとチャタリング出力により3Vと0Vの間を行ったり来たりします。

この様に、チャタリング検出により、製品が動いているか、静止しているかを判断し、動いている時だけ期待する出力行為をさせる電源やスイッチのトリガーとして使用されると良いでしょう。

待機時や動作時(接点時)に必要な電源は1μA~100μAでご使用頂けます。

どうぞ、ご検討下さい。